魅惑のタロット占い

我が道を進む 「隠者」(THE HERMIT)

隠者

 

隠者…普段、聞き慣れない言葉ですよね。
「隠居」とはちょっとニュアンスが違うような気がしますし…(笑)。

 

タロットの「隠者」のカードには、
暗い道をカンテラの灯で照らしながら進む老人の姿が描かれています。
この老人こそ、「隠者」の象徴。
長い人生を経て身につけた知恵を持ち、
その知恵を元に夜道も迷うことなく進んでいくことができるのです。

 

隠者は、物事の核心や真実を知っています。
また、歳をとってもなお、真理を求めて暗い山奥へと入って行こうとします。
そしてそこで、自分の内面に向き合い、真実や答えを導き出すのです。

 

つまり、「隠者」のカードが表しているのは、
「世の中の価値観や周囲の意見に惑わされず、
 時間をかけて自分の中で答えを見つけなさい」ということ。

 

周りはあーだこーだと言ってくるかもしれませんが、
どんな問題も最後に答えを出すのは自分です。
孤独に耐え、自分本来の姿を取り戻すのです。

 

集中して自分の内面の声に耳を傾けることによって物事の確信に迫っていく…
それが、「隠者」のタロットカードがあなたに求めていることなのです。

 

【タロットカード「隠者」 キーワード】

 

・内省
・集中力
・孤独
・真実
・核心
・答え
・真理の追求
・知恵
・思慮

「隠者」正位置の場合の解釈

暗い山道を、カンテラの明かり一つを頼りに進んでいく隠者。
孤独を受け入れ、我が道を信じて進んでいく隠者には、
怖いものなどないように見えます。

 

「隠者」のカードが正位置で出た場合は、
まずは自分1人でじっくり物事に向き合える時間を作りましょう。
落ち着いて状況を見つめ直し、自分自身について考えてみることにより、
ずっと見つけられなかった答えが見つかるかもしれません。

 

メールやツイッターなどが広く普及している現代社会では、
誰とも接触せずに自分1人になる時間が
極端に少なくなっているような気がします。

 

そんな時代だからこそ、タロットカードの「隠者」のように
孤独になる時間や空間が必要なのです。
1人でも物事を判断できる強さがなければ、
望むような結果を手にすることもできませんから…。

「隠者」逆位置の場合の解釈

人との接触を断って、自分1人で色んなことを考える時間は必要。
でも、それは「ひきこもる」こととは違います。

 

隠者というと、ともすれば
「世捨て人」のような捉え方をしてしまう方もいるかもしれませんが、
それは違います。
あくまでも、自分の問題を解決して
自分の人生や社会と折り合いをつけるための一つの手段として
「孤独」が必要なのです。

 

「隠者」のカードが逆位置で出た場合、もしかしたらあなたは、
ちょっと現実逃避ぎみになっているのかもしれません。
「それではダメだよ」
「孤独=人と信用しない、現実を捨てるってことではないんだよ」
と、タロットカードの隠者が教え諭そうとしているのでしょう。

 

もちろん、どんな人格者だって、
生きていれば世の中のしがらみから離れ、
全てを捨てて現実逃避したくなることがあると思います。

 

人の視線を気にして、
自分の殻の中に閉じこもってしまいたくなることもあるでしょう。

 

全てに対して悲観的になり、他社を拒否したくなる時もあるでしょう。

 

しかし、そのままの状態では、
なかなか肝心の答えや道が見つからないままです。
例えば、ニーチェの著書に出てくる賢人・ツァラトゥストラも、
山にこもって思索した後、山を下りて人々の元へと戻っていきました。

 

愚者は、世捨て人ではない。

 

それが、逆位置で出た「隠者」のタロットカードから
あなたへのメッセージなのです。

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